傍観者効果
1935年のアメリカで起きた『殺人博物館〜キティ・ジェノヴェーゼ事件』について調べていたら、この傍観者効果なるものを知った。
簡単に言うと、キティさんが、夜仕事から帰る際、一緒にいた友人と別れて駐車場へ入って、車に乗ろうとしたら、男に刺された。
重傷を負いながらも助けを求めたところ、近所のアパートの灯りが一杯ついて、犯人もヤバイ‼️って、一緒隠れるんだけど、近所の方々は、『誰かが、もう警察呼んだやろ〜』って、思い込んで電気消しちゃうわけだ😱
すると、犯人はまた再びキティさんを刺して、キティさんは、ついに亡くなってしまうという事件。
この事件で、明らかになったのが、この『傍観者効果』。
これは、他者に対し、援助すべき状況であるにも関わらず、周囲に多くの人がいることによって、援助行動が抑制されてしまうという集団心理らしい。
つまり、そこにいるのが自分だけなら、助ける行動を起こす確率は上がり、反対に周りにたくさん人がいれば、それぞれが『誰か助けるやろー』って思って、助ける行動を起こす確率が下がるってこと。
あるある‼️
日常生活でもこういうことは、よくあるよ。
へぇ〜。心理学的にちゃんとした名称があるんだ😌
逆に、火事や事件に遭遇してさ、みんながそれぞれ『自分がしなきゃ!』って警察や消防に連絡したら、連絡した分だけパトカーや消防車が来るのかな?
それとも、最初の1、2台だけ?
でも、割と個性重視で、自己主張の強い人間性の集まりっぽいアメリカ(私のアメリカに対するイメージ)でそんな事件が起きるんだから、事なかれ主義の日本なら、当たり前に起きてるよね、たぶん。
私はいざという時に、行動を起こせる人間でありたいな。