〜知りたがり屋ママの調べ物と資格までの道程と育児日記〜

前に進む為に、今出来ることをコツコツと。そんなブログです。

なぜか今更ホームアローン

懐かしい!
もう何十年前の映画だろうか?

主演のマコーレカルキン君(だっけ?)なんか、いいおっさんになって、一時期話題になってた気がする。

さてさて、そんな懐かしい〜映画を、1,2合わせて先生(2歳9ヶ月の息子)と遊びながら、チラ見してた。

ストーリーは、今見てもやっぱり面白くて、笑えたんだけれども、昔見た時には思いもよらなかった点が、気になってしまった。

ホームアローン2で、ケビン君が、父親のカードを無断で使ってHotelに宿泊。

好き放題していたところ、盗難カードだと判明して、事情を知らないHotel側は、ケビンを捕まえようとするが、逃げられてしまう。

そして警察から連絡を受けた両親がHotelに到着。

ここでさ、両親はHotel側を非難する様な発言しかしないんだよね。

『あなたが怖い顔で問い詰めたから、逃げたのよ!』
とか
『子供だけの宿泊を許すなんて信じられない!』
みたいな。

いやいやいや。
気持ちは分かるけど、それは筋が違うやろ〜!

勿論そういうのも全部込みでコメディなのは十分理解していて、敢えて書かせて貰うんだけどさ。


私はHotelのマニュアルなんてしらないから、そういう時どう対処するのか知らない。
でも確かに子供の姿しかを確認してないのに、宿泊を認めたのはちょっとマズかったよね。

でも最初から最後まで、ケビンに嘘をつかれて、好き放題されて、Hotel側もいい迷惑だよ。

だから親はまず、Hotel側に迷惑をかけたことを詫びるべきだと思う。

だって、本当に心細くて不安だったら、まずは空港で事情を説明するなり、警察に行くなりするし、たとえHotelに行ったとしても、Hotelの人に事情を説明するだろうさ。

それをしなかったところを見ると、とりあえず金はあるしカードもあるから、この機会に一人旅を楽しむかっていう強かさがあるよね。


そこを考えて、やっぱり親はまず、Hotel側に謝るべき。
そもそもいなくなったのは、誰の責任?

あんたがたの監督不行き届きやろー👊


こういうの、現代に多い『我が子さえ良ければいい』親の典型だよ。


また、あの戦闘?が醍醐味だと分かっちゃいるけど、やっぱりやり過ぎ。日本なら過剰防衛になるんやない?

ホームアローン1は、舞台は自宅だし、電話線切れてるし、自宅は自分で守るんだ!って気持ちは分かるし、あれはあれでOKだと思う。

でも2はさ、自身も迷子だし、Hotel追われたし、警察に行けば済む話。

泥棒2人が、コメディにありがちな、間抜けなコンビだから良かったけど、もし『ハンニバル』や、『スパイダー』に出てくるような、頭のキレる冷酷な奴らだったらどうすんの?!
警察や親が、自分で対処するのがどれほど危険なのか教えないと!!

それにさっきも書いたけど、ちょっとやり過ぎ。
今は子供だし、相手は犯罪者だし、まあ子供のいたずらの延長みたいな感じで済むけど、これも注意しとかないと危険なんじゃないかな?

と、これだけのことがありながら、涙の再会だけで、叱られるのは、カードの支払いが高額だったことに対してのみ。

日本のドラマなら、親が涙を流しながら、『もう、心配させて!』なんて言いながらビンタしちゃったりして、子供が『ごめんなさい』って、やっぱり泣いちゃって、『無事で良かった』って親が抱きしめるんだよ、うん。間違いない。




昔見た時は、私もまだ子供だったけど、親になった今、改めて見ると、単純に笑えない部分もあったというお話でした。


ひと昔前は、映像に頼らず、内容が面白い、そんないい映画がたくさんあったなぁ。